就職先に提出する書類の発行のため、天満橋駅近くにある大阪法務局に行ってきました。
せっかくここまで出てきたんだから、美術館にでも行って帰ろう~と思い、川沿いに写真を撮りつつ、ぶらぶらと歩き、大阪市立東洋陶磁美術館と、国立国際美術館の展覧会を見てきました。
…展覧会の感想って、久々だな。
大阪市立東洋陶磁美術館「北宋汝窯 青磁 考古発掘成果展」 および常設展
青磁の色って、本当に綺麗。
透明感があって、びっみょーな色の変化があって、「清」って漢字が似合う。
形もシンプルで、装飾もほとんどなくて、あったとしても控えめで、うるさくない。花の模様なんかは、線が細くて、繊細というか、手が込んでいるんですよね~。
まさに、シンプル イズ ベストを表していると思う。
国立国際美術館「絵画の庭 ゼロ年代日本の地平から」
見ごたえたっぷり。全体的な感想を一言で述べるとしたら、「おもしろかった」です。
展覧会のチラシと出品リストを見ながら、この文章を打っているのですが、出品されている28名、どの作家も(とは言い過ぎかな…ほとんどの作家が)印象に残っているというか、どんな作品だったかが思い出されます。
特に印象深かった作家をあげると…(いや、もう本当に、たくさんいるんですけど)
まず、正木隆ですね。
この方の「造形01-15」と「造形01-16」という作品は、以前に常設展で見ていて、また見ることができるのが楽しみでした。とても心に残る作品だったんです。
今回は、上記2点の他にも出品されていました。どの作品も、なんというか、目に焼き付いているというか。
自分の中で、正木隆作品に対する感想を整理しきれていないのですが…。
吸い込まれそうというか…う~ん、なんだろう(苦笑)
とにかく、好きです。
それから、後藤靖香。
作品をじっくり眺めているうちに…なんかよく分からないけど、泣きたくなってきました。
キャンバスが大きくて、筆も力強い。登場するのはみな男性で、戦時中を思わせる服装。顔の描き方は、わりと絵本とかマンガちっくなんですけど、リアリティーにあふれていました。怯えている感じとか、人物の手の震えまで伝わってくるんです。
私は、芸術が表現するモノって、最終的には「生」と「死」だけなんじゃないかと思うことがあります。もちろん、「愛」を描いた絵とか、「希望」を描いた絵、とかいうのもあるとは思うんですが(作家自身がそう語ってたりもしますし)。
後藤靖香の作品からは、「生」と「死」ってモノの匂いがするような気がしました。どちらかというと、「生」が強かったかなぁ。泥臭い感じ。
そう考えると、正木隆からは「死」の匂いがするような気がします。まぁ、もうちょっと考えてみますが…。
他にも秋吉風人(感動の域でした)とか、池田光弘も印象に残ってます。
今回、会場に作家や作品の説明書きがいっさいなくて、ここまでの記述は全部、私が好き勝手にあーだこーだ言ってるだけだったりします(いつもだけど、苦笑)
図録を購入してきたので、ちゃんと読もうと思います。イエ、読みます。